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lochtext

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たったひとりでやっていくには、オンリーワンになる必要がある

ひとりで作れる様になってしまうかも知れないと考えること - As a Futurist...

八木さんのオンリーワン要素は、デザイン(と先見性)。
新海監督のオンリーワン要素は、美術力。

こういうオンリーワン要素を持っていないと、基本的には一人でやっていくことはできない(よっぽどニッチな市場をうまく取れない限りは)。そしてオンリーワン要素を身につけるのは非常に難しいし、身につけたオンリーワン要素が簡単に誰かに真似されたり陳腐化してしまうのならば全く意味がない。スケールメリットというのはそれだけ強いものだ。

八木さんや新海監督などのモデルを見て多くの人が勘違いしていると思うのだが、「ひとりでやっていく」ことと、「最初から最後まで一人でやる」ことは全くもってイコールではない。いちばん美味い部分だけいただいて、残りはインド人か中国人にやってもらえばいい。能力が足りない人間が「最初から最後まで」自分でやる、というモデルに憧れるのはハッキリ言って愚かであり、自爆的行為だ。そういう「スーパーマン願望」は、3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)で指摘されているような「昭和的価値観」の一つに過ぎない。「ひとりでやっていく」能力をストックしておくのは正しい生存戦略だが、「なにもかもできる」必要などない。

ソフトウェアとハードウェアの高度化によって、今まで一人では絶対に作れなかったものが作れる様になる時代は、実はどんな業界にもやって来るのではないだろうか。自分の業界ではあり得ない、と反射的に思った人こそ、もしかして近い将来そういうことができちゃったりするのでは?そうなったときに何が起こるのか?って想像してみると、すごいワクワクするとおもう。

ワクワクしている場合ではない。「あなた一人で出来る」ということは、インド人や中国人にも一人で出来るということなのだ。彼らと競争したくなければ、あなたがオンリーワンになるしかないのだ。

たった一人のビジネスモデル

たった一人のビジネスモデル

そんなわけで、「ひとりでやっていく」モデルとして、今後も「発明家」というのは有力な候補になってくると思う。何しろ「あんたはオンリーワンだ」と国家が保証してくれるのだ。これほど強いオンリーワンはない。