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lochtext

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もし世界的大企業の経営者が集英社の「少年ジャンプ」を読んだら

巨象も踊る

巨象も踊る

読んでいる途中でちょっと思いついたことがあるのでメモ。
この「巨象も踊る」という本は、1990年代存亡の危機にあったIBMを復活させた経営者が書いた自伝的な本なのですが、その中に面白い一説があります。

第22章「原則による指導」より

(官僚主義に染まっていた社内文化を変えるべく、ガースナーによって書かれたIBMの新しい原則を紹介したあと)
新しい原則をIBMの全員にとっての現実にしなければならなかった。そのためには、原則をもっと単純化し、ひとりひとりの日々の行動に組み込む必要がある。(中略)わたしの答えは単純だった。「勝利・実行・チーム」だ。この三つの言葉で、わたしが求める姿勢を要約できた。

(強調は引用者によるもの)

さて、この3つのキーワード、何かに似ていると思いませんか。
そう、「少年ジャンプの三大原則」であるところの「友情・努力・勝利」です。
仕事で大事なことは、80年代の少年ジャンプが教えてくれた:日経ビジネスオンラインとか、「うちはスラムダンクのように従業員に接したいです」などのようによくわからないことをほざいている経営者はわりと結構な頻度で(坂本龍馬に憧れる経営者よりは低い頻度とはいえ)観察できるんですが、まさか世界最高峰の経営者までジャンプと同じようなことを言っているとは思わなかったので、はっきり言って驚きました。

少年ジャンプのこの三大原則を批判的に引用したエントリはいくつかありますが、「ぬるい友情、無駄な努力、空しい勝利」と言い切った『めだかボックス』と、努力マン、友情マン、勝利マン - tyokorataの日記のような批判は、現実世界の経営者に対してどこまで当てはまるのでしょうか。ちなみに集英社は開き直って勝利学シリーズとか出してたりします。