lochtext

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「少数者への扱いが悪いところは多数者への扱いも悪い」

男女格差、日本は101位 主要国で最低評価続く - 47NEWS(よんななニュース)
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機械系専攻のOBが勤務してる企業に(就活生が読むことを想定した)アンケートを取る機会があったんですが、そこで質問項目を作成するにあたって福利厚生について質問する項目をどうするかという議論をしました。昨年までは抽象的に「福利厚生についてお聞かせください」という質問項目だったんですが、これではウェブページに書いてある程度の回答が帰ってくる程度でむこうもこっちもおもんないから、もっと踏み込んだ質問をしようぜって提案したんですよね。
具体的には「育休取得率/復帰率」、「時短勤務制度の有無」、ついでに「女性管理職の割合」あたりを聞こうと思ったんですが、メンバーのうち女性の2人から反対されまして、結局昨年通りの質問項目にしよう(ただしこちらから提示する解答例を具体的なものにする)ということになりました。彼女たちいわく「そういうことは自分たちが直接聞く(このアンケートはOBとの交流会のためのもので、その交流会の場で直接聞くという意味)」だそうで、それはそれで筋が通っているのかもなぁと思うのですが、やはりもにょりますねぇ。
機械系学生に大人気の重工系メーカーなんか、そもそも女性がいない職場とかいっぱいありますし、工場見学に行くと「昨年ようやく女性用トイレが出来まして……」なんて説明されたりすることもあるわけで、そもそも対象企業において女性が少数派だから、その手の質問はあんまり意味が無いと思ってしまうのはある程度仕方ないでしょう。学生側にも女性は圧倒的に少ないですからね。自分としては「少数者への扱いが悪いところは多数者への扱いも悪い」という見方を割と持っているので、そこはその企業の考え方を測る良い指標になるのかなぁと思っていたのですが。

政治の世界は置くとして、工学系学部・専攻にもっと女性を呼び込む努力(まぁ始めてはいるんですけど。)と企業における待遇改善は鶏か卵かという話ではあるので、難しいですね。ただ、工学系の修士卒が就く仕事って知識職なんだから男女なんて関係ないはずで、そのうち改善されていくはず……だとは思うんですけど一向に良くならないあたりやっぱりいろいろと構造的要因があるんでしょうね。