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lochtext

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結局社会人は最初の三年で何をしたらいいのか問題

最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blog

ここで話すのは選択についての話である。

大前提:どういう職業人生を送りたいかは人によって違う。でも変化をやめてしまうことはリスクだ

 まったりと生活できる分だけ賃金もらってればいいよという人も、スキルと人脈をガン積みしてすげえ仕事がしたいよという人も、あるいはその中間の人もいる。いろんな職業人生を許容するのが豊かな社会だと思うが、一方で資本主義というのは必ず成長/進歩を前提に作られている。そして科学技術の進化はそれをさらに加速する。

 就職してから定年までの約40年間、全く仕事の中身を変えないのは不可能だ。もし自分の仕事は10年後には全部コンピュータが、あるいは何のスキルもないバイトの高校生がやってくれるとしたら、じゃあ自分は何をしたらいいのか?

 こういう事態に陥らないようにするためには、変化を続けるしかない。ドラスティックな変化でなくてもよいが、しかし少しづつでも変化するのは大事だ。

中前提:あなたが労働者として使えるリソースの量は一定だ

 どんな変化が必要だろうか? あなたは昆虫のようにある日突然羽化して別のステージへ羽ばたけるわけではないので、なんらかのポジティブ・フィードバックが日々の職業生活に織り込まれている必要がある。

 そして、変化のための学習にはリソースが必要だ。でも、人の一日は誰でも24時間。その中で、どうやったら効率よく変化のためにリソースが使えるか、を仕事の中に織り込んだのが脱・犬の道という考え方である(安宅さんの本、読むべし)。イシュー度の高いタスクに優先的に取り組み、完璧に仕上げることで、一つのタスクにおける成長が飛躍的に大きくなる。

 逆に言えば、イシュー度の高くないタスクには本気で取り組んでも比較優位は得られない。そういう意味では、「入社して10年は泥のように働け」と言われてはいそうですかと実行するのはバカである。

小前提:イシュー度の高いタスクがどのようにしてあなたのところに回ってくるかは、職場と上司次第だ

 しかし、組織において「ボクは効率よく成長したいので、イシュー度が高い仕事がやりたいです」と言って、はいそうですかと任せる上司はめったにいない。普通はエース級の社員とか、上司が可愛がってる社員とかがいて、そいつに回るのである。じゃあどうやったら回ってくるか、は個別のケース次第だが、毎朝30分早く来て新聞を読んでれば任せてくれるというのなら、やってもいいかもしれない、と考える人はいるだろう。

 そんなバカバカしいことはしたくない、という人は、別の方法で上司に気に入られるか、あるいは自分で掘り起こすしかない。とはいえよっぽど嗅覚があるか、よっぽど上司がバカとかでない限り、普通は自分で探すよりは上司に回してもらうほうがどう考えても楽である。

でも、一番大切なのは今だ

 ここまでのすべては「よりよいフィードバックを職業において受けるにはどうすればいいか」である。自分がやりたくないことをやって、受け取れるはずのフィードバックが受け取れないなら意味がない。そして、毎日が楽しくないと、そういうフィードバックは往々にして逃しがちなものである。そんなわけで、直感的に楽しいと思うほうへ行くのが最善の選択であることも多い。

 どっちへ行くかを選択したら、それを書きとめておく。人生を仮説思考でやっていくためにはそれが絶対条件だ。そういうわけで、新社会人はブログでも書いてみるのはいかがだろうか。綺麗にオチたところで本日はおしまい。